MagicPacketとは
気づけば年の瀬ですね。28日に仕事納めしてきました。 今回は、1カ月前くらいに設定した MagicPacketについてのメモです。
MagicPacketとは、ネットワーク(LAN)上に配置されたコンピュータを遠隔より起動させるための特殊なデータ(パケット)のこと。
ちなみに、MagicPaketを利用した遠隔起動のことを『Wake-On-LAN』といいます。
ただ、起動させるコンピュータの設定、MagicPacketを送信するためのプログラムが必要です。(起動対象がLinuxとかだったら、不要かもしれません)
起動させるコンピュータの設定
今回は起動対象をWindows7とします。(他のWindowsでも大体同じだと思います)
Windows7では、ネットワークアダプタについての設定をします。
スタートメニュー
-全てのプログラム
-管理ツール
-コンピュータの管理
を選択。- メニューバーより
コンソールツリーの表示/非表示
ボタンを有効にし、ウィンドウの左にコンソールツリーを表示。 - コンソールツリーより
デバイスマネージャー
を選択。(ウィンドウ中央にコンピュータに接続されているデバイスの一覧が表示される。) - デバイスの一覧より、
ネットワークアダプタ―
ツリーを展開し、設定対象のネットワークアダプターをダブルクリック。(もしくは右クリック
-プロパティ
を選択) 詳細設定
タブより、Wake on Magic Packet
を有効にする。電源の管理
タブより、このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする
のチェックボックスにチェック。- 同じく
電源の管理
タブより、Magic Packetでのみ、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする
のチェックボックスにチェック。
以上の設定を行ったら、起動させるコンピュータの設定は完了です。また、ネットワークアダプタは必ず有効にしてください。
MagicPacketを送信するプログラム
MagicPacketを送信するには、MagicSendというフリーソフトを使います。
MagicSendはGUIの画面があるので、そちらで送信を行ってもよいのですが、今回はコマンドラインより送信する設定を説明します。
コマンドラインより送信するには、次のコマンドを実行します。
MagicSend XX-XX-XX-XX-XX-XX
MagicSendは、絶対パスもしくはMagicSendをダウンロードしたディレクトリに移動し、実行してください。
また、引数に指定しているXX-XX-XX-XX-XX-XX
には、ネットワークアダプタの物理アドレスを指定します。
物理アドレスはネットワークと共有センター
より、対象のネットワークを選択。接続の詳細
より確認することができます。
以上で起動することができると思います。 要するに、MagicSendっていうフリーソフト使えってことです。←
なにかと使うことがあるかもしれないのでメモ。
それでは、よいお年を。