【Word Tips】段落の左側に表示される中点の消し方に物申す
今日から先輩社員として頑張ります。momoiro_tjです。なんだかんだ1年間仕事つづけるとある程度なれるものですね。慣れって怖い。
前に一度記事に上げましたが、あれ以来メモやらなんやらをいろいろとWordでとっています。
構造的に文章書けるし、レイアウトもいろいろ触れるし、なにより仕事でつかえる。
ただ、評判が両極端であるだけあって、やはり使いにくかったりする面も多々あります。
(例えば、スタイル変更しても反映されない場合が合ったり、変なタイミングで変更されちゃったり・・・)
その中で、段落の編集記号になっている中点が邪魔っていうのに焦点を置いてみます。
段落の編集記号
段落の編集記号っていうのは、次のようなものです。
普通に使う分には現れにくいです。(アウトラインを使わなければ標準スタイルが適用されるため)
ただし、アウトライン機能を使い、レベルを設定するとこの段落記号が現れる場合があります。
デフォルト(normal.dat)では標準以外のスタイルを使用すると大体付きますね。
これは、印刷には反映されません。
L字矢印の改行マークと同じで、ただの編集記号で気にしなくてもいいものです。
ただ、編集記号とはいえ見栄えに影響するので、見えなくしたいニーズはあるようで、webで消し方を検索すると質問や解説が結構出てきます。
この編集記号は2通りの消し方があります。一つは段落としての機能を一部無効にする方法。もう一つは編集記号を非表示にする方法です。
段落編集記号の消し方 その1 ※非推奨
webによく上がっている段落記号の消し方はこちらの方法です。
- 段落リボンの右下の三角より、段落の設定ダイアログを開きます。(スタイルの段落設定からでも可)
- ダイアログの「改ページと改行」タブを開く
チェックボックスのチェックをすべて外す。
「OK」で確定する。
以上の手順で消えると思います。
しかし、この方法では段落の機能を一部無効にしてしまいます。
例えば、「次の段落と分離しない」のチェックを入れておくと、連続して一つのページに入れておきたい段落の間で改ページしないように設定できます。
また、「段落前で改ページする」のチェックを入れると、その段落の前で必ず改ページをするようにできます。段落・スタイルによりページやセクションを区切る場合などに便利です。
とにかく、この記号を消したい!といった場合は、この方法で問題ありません。
しかし、紙に出力したかったり、細かくレイアウトしたい場合はこういった設定は必要不可欠です。
なので、次の紹介する方法で"一時的に"編集記号を無効にする方法をお勧めします。
段落編集記号の消し方 その2 ※推奨
こちらの方法は先ほどのやり方と違ってとても簡単です。
- 段落リボンの「編集記号の表示/非表示」をオフ(非表示)に設定します。
(ショートカット : Ctrl + Shift + 9)
これだけです。
ただし!改行やタブ、空白などのその他の編集記号もすべて消えてしまいます。
一時的にレイアウトを確認する場合など、この方法を使用するとよいです。
しかも、改行や、タブなどの編集記号も一時的に消えるため、レイアウトのチェックには最適です。
また、1の方法よりも簡単で、表示・非表示ができる、段落の設定も細かくできるなど、メリットはかなり多いと思います。
というか、これが正しい方法なんじゃないか?と思います。
ソフトは上手に使いましょう。使い方も知らないまま批判するのはいかがでしょうか!
是非、wordも愛してあげてください☆