VIM small version without GUIしか入ってない環境にVIMをインストールする。
PHPでごにょごにょやってて、いままでデフォルトのvi(vim)を使ってたけど、シンタックスハイライトとかしてほしいなーと思っていろいろやってました。
しらべたところ、コマンドはviだけど内部的にvimが動いているらしいので、vimの設定例をまねて設定してみたところ、カラースキームが反映されない。。。
ちなみに参考にしたのはここ。
VimをPHP用にカスタマイズする - vim使いこなしたいvim初心者へ
リンク先の通りに設定したけど、設定が反映されない。。。やっぱりちゃんとしたvimじゃないとだめなのか、それともCUI環境でX11がきいてないからか、、、などいろいろ考えました。
環境はFedra23、確か最小構成でインストールしたと思う。
で、ここ。
どうもvimはvimでもvim small versionというものっぽい。without GUIと書いており、シンタックスハイライトに対応していないよう?(もしかしたらできるのかも?)
調べ方は次の通り。
$ vi --version VIM - Vi IMproved 7.4 (2013 Aug 10, compiled Aug 20 2015 09:51:26) Included patches: 1-207, 209-801, 803-808, 810-827 Modified by <bugzilla@redhat.com> Compiled by <bugzilla@redhat.com> Small version without GUI. Features included (+) or not (-): +acl -farsi -mouse_sgr -tag_old_static ・・・
viのバージョンを確認するだけ。
5行目あたりにSmall version without GUIと書いているのが確認できる。
で、どうするか。
Fedoraでのインストール < Vimのインストール(UNIX系) < Vimのインストール | viエディタ入門(Vimエディタ対応)
yumで探しても見つからなかったけど、ここに書いているvim-enhanced
というのをインストールする。
$ sudo yum install vim-enhanced
これで、vim
コマンドが使用できるようになる。
カラースキームの設定も、シンタックスハイライトの設定ももちろんできる。
今まで通り、vi
コマンドで利用したければエイリアスに設定する。
$ alias vi=vim
よりみちして3時間くらい調べてたのに、結局これだけだったとは。。。時間のコスパが悪すぎる。もっと効率的に作業できるようになりたい。まぁ、趣味の範囲だからいいんだが。
以上です!寒くて手がかじかみながらキーボードにむかってました!
cakePHPインストールでハマった話。(intl.so)
Laravelいろいろさわってましたが、とりあえずいろいろPHPフレームワーク触ってみることにしました。
というわけで、cakePHPやってみることに。
composerはインストール済みとします。
ドキュメントに従いインストール
cakePHPのクイックスタートガイドをもとに進めていきます。
webサーバのルートとなるディレクトリに移動。
ビルトインの簡易サーバもつかえるので、適当なディレクトリでいいと思います。
composerのcreate-projectコマンドでcakePHPプロジェクトを導入します。
$ composer create-project --prefer-dist cakephp/app test Problem 1 - cakephp/cakephp 3.1.7 requires ext-intl * -> the requested PHP extension intl is missing from your system. - cakephp/cakephp 3.1.6 requires ext-intl * -> the requested PHP extension intl is missing from your system. - cakephp/cakephp 3.1.5 requires ext-intl * -> the requested PHP extension intl is missing from your system. - cakephp/cakephp 3.1.4 requires ext-intl * -> the requested PHP extension intl is missing from your system. - cakephp/cakephp 3.1.3 requires ext-intl * -> the requested PHP extension intl is missing from your system. - cakephp/cakephp 3.1.2 requires ext-intl * -> the requested PHP extension intl is missing from your system. - cakephp/cakephp 3.1.1 requires ext-intl * -> the requested PHP extension intl is missing from your system. - cakephp/cakephp 3.1.0 requires ext-intl * -> the requested PHP extension intl is missing from your system. - Installation request for cakephp/cakephp ~3.1 -> satisfiable by cakephp/cakephp[3.1.0, 3.1.1, 3.1.2, 3.1.3, 3.1.4, 3.1.5, 3.1.6, 3.1.7].
なんかエラー出てるみたい。
どうも、intl
というPHP拡張が無いようです。
intlの導入
調べてみると、peclつかったりしないといけなそう。
CakePHP3.0をインストールしてみる(自分用めもめも - Qiita
うーん。
とりあえず、yumコマンドでintl
が無いか探してみる。
$ yum list | grep intl
php-intl.x86_64 5.6.16-1.fc23 updates
あった!!!!もしかして、これ入れればいけるんじゃ・・・?
// php-intlをインストール $ sudo yum install php-intl //phpコマンドで確認 $ php -i | grep intl /etc/php.d/20-intl.ini, intl intl.default_locale => no value => no value intl.error_level => 0 => 0 intl.use_exceptions => 0 => 0
いけた!!!
最後に、/etc/php.ini
にextension=intl.so
を追加。
もう一度インストール!
一度インストールしたディレクトリをすべて削除して、もう一度composerでcakePHPをインストール。
$ composer create-project --prefer-dist cakephp/app test Writing lock file Generating autoload files Set Folder Permissions ? (Default to Y) [Y,n]? Y
途中、ディレクトリのパーミッションを変更するか確認されるので、「Y」で応答。
1回目のブラウザ確認
ブラウザから、http://localhost
にアクセスして確認。
あれ、見れない。そもそもwebサーバが落ちてる。しかも上がらない。。。
しらべてみると、ダミーのindex.html
が必要とのこと。内容は空か、<html></html>
でいいみたい。
ドキュメントルートにindex.html
を追加。もう一度、apacheを起動。お、あがってきた。
2回目のブラウザ確認
再度、http://localhost
へアクセス。
それっぽい画面が出たけど、、、、パーミッションエラー。
このパターン最近見たぞ、と思ってSELINUXのコンテキストを変更。
chcon -R -t httpd_sys_rw_content_t .
(詳しくは前の記事を参照。)
最後のブラウザ確認
3度目の正直、http://localhost
へアクセス。
いけたー!ケーキのイラストが表示された!
webアプリはセキュリティとかパーミッションでいっつもやられるなー。
というわけで、今日からcakePHPで遊んでみます。
laravel5のインストールで、ファイルパーミッションエラー
半年以上ぶりの更新が、さっきまで5時間くらいハマった内容です。
今後、ハマらないようにメモ。
やったこともないPHPでいきなりlaravelなんていうフレームワークのしかも最新版だったから情報がなかった。
経緯
ハマるまでの流れは、laravel5のドキュメントに沿って laravelのインストールを進めていたところだった。
// composerでlaravel5をインストール $ composer global require "laravel/installer=~1.1" // laravelプロジェクトを展開するディレクトリへ移動 $ cd /var/www // wwwディレクトリ下にlaravelというプロジェクトを作成する。 $ laravel new laravel
最後に、apacheのルートディレクトリを変更し、.htaccessを有効にする。
$ sudo vi /etc/httpd/conf/httpd.conf // ドキュメントルートを/var/www/laravel/publicへ変更 DocumentRoot "/var/www/laravel/public" // Directoryも同じように変更 // AllowOverride All でhtaccessを有効化。 <Directory "/var/www/laravel/public"> AllowOverride All Require all granted </Directory>
ここまでは問題なくいった。
HTTP 500 - 内部サーバー エラー
ドキュメントの指示に従い、storage
とbootstrap/cache
ディレクトリ配下をすべてパーミッションを読書き可能に変更。
ユーザはhttpdのユーザを指定。今回はapache。
// laravelディレクトリ下の所有者・所有グループをapacheに変更。 $ sudo chown -R apache:apache /var/www/laravel // storageディレクトリのパーミッションを775へ変更。 $ sudo chmod -R 775 /var/www/laravel/storage // bootstrap/cacheディレクトリのパーミッションを775へ変更。 $ sudo chmod -R 775 /var/www/laravel/bootstrap/cache
とりあえずここまできたらブラウザから稼働確認できそうだったので、http://localhost:80
で確認。
HTTP 500 - 内部サーバー エラー
なんでだ!
パーミッションを777にしてみたり、所有ユーザ変えてみたり、apacheの設定変えてみたりいろいろしてみたけど、駄目だった。。。。
apache エラーログ
ここまで3時間ほど経ったと思う。
神にすがる思いでapacheのエラーログに何か吐いてないか確認。
~ PHP Fatal error: Uncaught exception 'UnexpectedValueException' with message 'The stream or file "/var/www/laravel/storage/logs/laravel.log" could not be opened: failed to open stream: Permission denied' ~
/var/www/laravel/storage/logs/laravel.log
が書き込めません。パーミッションがありまあせん。みたいなエラー吐いてた。
パーミッション設定してるよ。。。。。
~~
で、いろいろ調べた結果、ここのコマンド実行したらイケた。
Laravel5 gives Blank Page with 500 status code on Apache fedora22
chcon -R -t httpd_sys_rw_content_t /var/www/laravel/storage chcon -R -t httpd_sys_rw_content_t /var/www/laravel/bootstrap/cache
何してるかって、selinuxのファイルコンテキストを書き換えてるんですね。httpd_sys_rw_content_t
に。
ファイルコンテキストには目つけたけど、httpd_sys_rw_content_t
じゃないとだめっていうのにたどり着くまで何時間もかかってしまった。。
しんどい。。。
chconは一時的にファイルコンテキストを変更するコマンドなので、恒久的に変更する場合はsemessage
コマンドとか使ったほうがいいかもね。
もし同じところで躓いている人いれば、助けになればと思います。。。。
以上!
Windows環境でのJenkins導入から、アドレス変更まで
Windows環境にJenkinsをインストールして、アドレス変更までのメモ。
Jenkins内の設定(プラグインの管理など)ではなく、Jenkins導入のためにWindowsで設定すべき内容などです。
目的は下記の通り。
- Jenkinsをインストールする。
- Jenkinsのアドレスをデフォルト(localhost:8080)から変更する。
- Jenkinsを開始することができる。
尚、環境はOSがWindows7(64bit) Professionalで、Apache等ウェブサーバの機能をもたない、普通のクライアント環境です。
Jenkinsのインストール
Jenkinsのインストール自体は難しくありません。
公式ページより、ネイティブパッケージをダウンロード。
ダウンロードされたzipファイルを解凍。
中のsetuo.exe
を実行。
あとは、指示に従いインストールするだけ。インストールフォルダを指定するだけです。
これでとりあえずインストールは完了です。
Jenkinsの起動
インストール後、ブラウザが立ち上がりhttp://localhost:8080
もしくは、127.0.0.1:8080
でJenkinsが開始されます。自動で上がってこなければ、ブラウザでアドレスを直接入力してみてください。
もし開かない場合は、windowsのサービスが開始されているか確認してみてください。タスクバーを右クリックし、タスクマネージャ
を起動し、サービスにJenkins
が開始
になっていればOKです。なければ、コントロールパネル⇒管理ツール⇒サービス
から、Jenkinsを右クリックし、開始してください。起動まで少し時間がかかるので、すぐ見れない場合があるかもしれません。(ここでハマりました。←)
不要かもしれませんが、それでも開かない場合は
コントロールパネル⇒プログラムと機能⇒Windowsの機能の有効化または無効化
より、インターネットインフォメーションサービス
内のweb管理ツール
とWorld Wide Webサービス
を有効にしてみるといいかもしれません。(尚、その二つにチェックを入れると、中の項目は自動で次のようにチェックされるのでそのままでOKです。)
アドレスの変更
http://localhost:8080
は、もしかすると他のweb関連のアプリケーションなどで使用する可能性があるので、任意のアドレスに変えます。今回は、参考にさせていただいたサイトと同じようにhttp://localhost/jenkins
でアクセスできるように設定します。
することは2つです。
- jenkins.xmlを変更
- jenkinsサービスを再起動
2が大事です。1はそんなに難しくないですが、2を意外と忘れます。
jenkins.xmlを変更する
jenkinsをインストールしたフォルダ(デフォルトだとC:\Program Files (x86)\Jenkins
とか)直下の、jenkins.xml
をメモ帳などの適当なテキストエディタで編集します。
変更前 <arguments>-Xrs -Xmx256m -Dhudson.lifecycle=hudson.lifecycle.WindowsServiceLifecycle -jar "%BASE%\jenkins.war" --httpPort=8080</arguments> ↓ 変更後 <arguments>-Xrs -Xmx256m -Dhudson.lifecycle=hudson.lifecycle.WindowsServiceLifecycle -jar "%BASE%\jenkins.war" --httpPort=80 --prefix=/jenkins</arguments>
後半の--httpPort=8080
をhttpPort=80 --prefix=/jenkins
のように変更します。
80番ポートは記述不要なので、http://localhost/jenkins
でアクセスできるようになるはずです。
jenkinsサービスの再起動
上記で設定は完了ですが、jenkinsを再起動するまで、設定は反映されません。なので、サービスを再起動させます。
http://localhost:8080
でアクセスしている場合、http://localhost:8080/safeRestart
でjenkinsの再起動が可能です。
windowsのサービスより直接再起動してもOKです。
再起動後は1分くらいで上がってくるので、開始後、http://localhost/jenkins
でアクセスできるかと思います。
以上、あとはアカウント作ったり、プラグイン追加したり自分なりに設定していきます。
ちなみに、windowsのhostsファイル触れば、localhostも変えれるみたい。ネットワーク関係疎くて、躓いたのでメモ程度に。
参考
【ant入門】java自動実行タスクをつくってみた
最近jenkinsを触ってて、改めてAntとかMavenとかのビルドツールについて勉強し始めた。
Antって意外とネットに日本語の解説してくれてるサイトがないので、私は英語のドキュメントで簡単に勉強しました。
日本語のドキュメントもあるので、英語苦手な人はこっちがよさげ。
javaファイルを管理するために、簡単なAntスクリプト?組んだので、メモ程度に。
もし、練習とか検証とかにコピペで使いたい人とかいれば、Antインストール後にソースファイルがあるフォルダにbuild.xml
ファイルを作って、そこにコピペしてください。
ソースファイルフォルダに移動して、コマンドラインからant
を実行で使えます。
antのインストールは割愛します。
build.xml作成
次の通りbuild.xml作りました。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <project name="AntSample" default="exec" basedir="."> <!--source,targetフォルダ作成。ソースファイルコピー--> <target name="init"> <mkdir dir="source" /> <mkdir dir="target" /> <copy todir="source"> <fileset dir="." includes="**.java" /> </copy> </target> <!--コンパイル--> <target name="compile" depends="init"> <javac srcdir="source" destdir="target" encoding="Shift_JIS" includeAntRuntime="false" /> </target> <!--実行--> <target name="exec" depends="compile"> <!--classnameを実行するclass名に変更する--> <!--GUIを伴うので別プロセスで実行。※spawn=true/fork=true--> <java classname="AntSample" classpath="target" spawn="true" fork="true" /> </target> </project>
antはルート要素にproject要素をもち、その中にtarget要素を含むのが基本的な形式。
project要素のname属性、basedir属性、default属性はあった方がいい。(必須ではない。)
- name : project名
- basedir : 基本となるディレクトリ(.で、build.xmlがあるカレントディレクトリ)
- default : ant実行時に、targetを指定しなかった場合、自動で実行されるtarget
target要素には、実際に実行するタスクを記述していきます。
- name : targetを識別する名前
- depends : targetが依存するtargetを指定。指定されたtargetは実行前に必ず実行される。
initのtarget要素では、mkdir要素でソースファイル用のsourceフォルダ、classファイルを出力するtargetフォルダを作成しています。
また、copy要素で、拡張子が.javaのファイルをカレントディレクトリ内で探し、sourceフォルダにコピーしています。
compileのtarget要素では、javac要素で、sourceフォルダ内のjavaソースをコンパイルし、targetフォルダに出力ています。
includeAntRuntime属性は必ずfalseにする必要があるっぽいです。
最後に、execのtarget要素では、java要素で指定のclassを実行します。
使用時は、classname属性を実行するclass名に変更してください。
また、ウィンドウをもつプログラムの場合、別プロセスで実行したいので、spawn属性、fork属性をtrueに設定します。(コマンドラインベースの場合は指定不要)
また、各target要素には、depends属性を設定しており、project要素のdefault属性にexecを指定しているので、さかのぼって
init => compile => exec
の順に実行されます。
実行例
適当に、ウィンドウをもつjavaプログラムを作成します。
//AntSample.java import javax.swing.*; public class AntSample { public static void main(String args[]) { JFrame frame = new JFrame("ant_sample"); //サイズを指定 frame.setSize(800, 600); //×ボタンで終了を指定 frame.setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE); //ウィンドウを可視化 frame.setVisible(true); } }
build.xmlと同じディレクトリに配置します。
. AntSample.java build.xml
コマンドプロンプトを開き、build.xmlがあるディレクトリに移動。ant
を実行。
cd C:\antSample ant Buildfile: C:\antSample\build.xml init: [mkdir] Created dir: C:\antSample\source [mkdir] Created dir: C:\antSample\target [copy] Copying 1 file to C:\antSample\source compile: [javac] Compiling 1 source file to C:\antSample\target exec: BUILD SUCCESSFUL Total time: 1 second
すると、sourceフォルダ、targetフォルダが作成され、JFrameのウィンドウが表示される。
コンパイルから実行まで一連をantコマンドひとつでできるので便利。
実行後のフォルダ構成は次の通り。
. │ AntSample.java │ build.xml │ ├─source │ AntSample.java │ └─target AntSample.class
ant、もっといろいろできるみたいなので、もうちょっと勉強したいなー。
参考
7. 基本的なタスク | TECHSCORE(テックスコア)
現場に活かすJakarta Project(2):AntでJavaのビルドを簡単にする - @IT
【いまさらlinux】 cutとsedで、インストール済みパッケージ名一覧を作成する(centOS)
久しぶりの更新。←毎回
cutコマンドとsedコマンドを覚えたので使ってみた。
丁度、yum list installedで出力されるインストール済みパッケージ一覧のうち、パッケージ名のみを抽出するコマンドを書いたので、覚え書き。
yum list installed | cut -f1 -d' ' | sed -e '/^$/d'
(もしかして、もっと簡単な方法ある・・・?)
パイプばっかりであまり美しくないけどとりあえず。
流れとしては、
- yum list installed で、インストール済みパッケージ一覧を表示
- cutコマンドでスペース区切り(-d' ')の1フィールド目を取り出す(-f1)。
- 空行が残るので、sedコマンドで空行を削除(-e '/^$/d')。
抽出結果をyum infoに渡してインストール済みパッケージの調査とかに使いました。
cutとsed、便利なのでこれから使って行こうっと。